Qtのおすすめ書籍、本、参考書の紹介
Qtでプログラミングするのにいくつか書籍を読んだので個人的な意見で紹介します。
あくまで個人的な意見なので、購入前に目次などで内容を確認してから購入することをおすすめします。
内容的には前の下記記事のおまけの部分と同じです。
目次
・Qtの書籍、参考書紹介
Qtには様々な機能を提供してくれるクラスが用意されています。
基本的にはヘルプを見れば分かりますが、本当にたくさんあり、英語での説明になるため、目的のクラスにたどり着くのが難しいです。そのため、以下のような書籍を一読しておくとプログラミングの助けになると思います。
Qtはイベント駆動型のプログラムになっており、イベントに対して実行する処理とを結びつけるのにシグナルスロットという機能を提供しています。
このような機能の利用方法や、その他、Qtを利用したプログラムの作成の手助けになる書籍を紹介します。
Qtプログラミング入門―使いやすいフレームワークを基礎から解説 (I・O BOOKS)
Qtのシグナルスロットの説明から簡単なプログラムを作成するために必要な基礎知識が書かれています。サンプルなどのボリュームは下記の書籍に比べると少ないですが、その分すぐに読めるので一読してからプログラムの作成に入るとスムーズに入れるのではないかと思います。
上記の二冊はどちらもQt4の解説で今回インストールしたQt5よりも古いですが、現在Qt5の日本語の書籍は余り無いということ、Qt4向けですが、そのままQt5のプログラミングにも参考になるということでQtでプログラミングする上で持っていて損は無い書籍です。
入門の方で描画方法やイベントの取り扱い方法など、知っておくと便利なことがサンプル付きで書かれているので入門の方があれば十分という方も多いと思います。実践の方は音楽の再生など、実践向きの無いようになっていますので、目次を見て自分の実現したい内容と合っているか確認した上で参考になりそうなら購入をお勧めします。
上記の3冊はC++用です。
Qt QuickではじめるクロスプラットフォームUIプログラミング
QMLでプログラミングをする場合にはこの本を参考にすると良いです。先に上げた3冊 はC++でのプログラミング用なので、QMLでプログラミングを行う場合にはそのまま参考にはなりません。こちらの書籍はQMLでサンプルも記述されていたり、QMLとC++を両方利用する方法に触れていたりするのでQMLでプログラミングする場合の参考になります。